サブシジョン
治りにくいクレーター状のニキビ跡や皮膚の凹みを改善し、滑らかな陶器肌へサブシジョンは、クレーター状のニキビ跡を改善するために、専用の特殊な針を使って癒着した硬い組織を切り離す治療法です。ニキビが慢性的に炎症を起こすと、皮膚の深い層で線維化が進み、組織が癒着して固まることでクレーターや凹みが生じます。
サブシジョンで癒着部分を切り離すことで皮膚を内側から持ち上げ、表面の凹凸を目立たなくする効果が期待できます。また、切り離した部分が再生する際に新しい組織が作られるため、凹みを内側から埋める効果も得られ滑らかなスベスベの肌へと導きます。
サブシジョンの特徴
- 癒着した組織が原因のクレーター状のニキビ跡に効果的
- 他の治療法(フラクショナルレーザー、ダーマペン、ピーリングなど)でクレーターの改善が見られなかった方にもおすすめ
- ヒアルロン酸との併用で肌質の向上が期待できる
こんな方におすすめ
- 顔のクレーターや凸凹肌に悩んでいる方
- ニキビ跡(クレーター)をしっかり治したい方
- セルフケアでは改善が難しかった肌の凹凸が気になる方
- 根本的にニキビ跡(クレーター)を改善したいと考えている方
難治性のクレーターニキビ跡の原因
クレーター(ニキビ跡)の主な原因は、ニキビによる炎症が肌の奥深くにある真皮層にダメージを与えることです。このダメージを修復しようとしてコラーゲンが過剰に生成されますが、その結果、瘢痕組織が形成されてしまいます。真皮層はターンオーバー(肌の生まれ変わり)が行われないため、一度破壊された組織は修復されにくく、肌のクレーターや凸凹として残りやすいのです。
ニキビは、睡眠不足やストレス、食生活の乱れ、不適切なスキンケア、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要因で発生します。特に炎症がひどくなると、ターンオーバーできない真皮層が修復しきれず、クレーター状の肌が形成されてしまいます。こうしたクレーターは自然に治ることがほとんどなく、自分で改善するのは非常に難しいのが現実です。
サブシジョン治療が効果を発揮するローリング型クレーター
サブシジョンが特に効果を発揮するのは、「ローリング型クレーター」と呼ばれるニキビ跡の治療です。このタイプのクレーターは、開口部が4mm以上あり、縁がぼんやりとしてゆるやかにくぼんでいるのが特徴です。強い炎症によって、線維化した瘢痕組織が毛穴の周囲だけでなく、真皮から筋膜にかけて縦方向に伸びており、皮膚が内側に引っ張られて凹んだ状態になっています。この線維状の癒着は、フラクショナルレーザーやダーマペンのように縦方向に働きかける治療では効果が出にくい場合があります。サブシジョンでは専用の針を使い、横方向から瘢痕組織を切り離すことで、こうした難治性のクレーターにもアプローチできます。
サブシジョン+ヒアルロン酸注入・スネコスパフォルマでより滑らかな美肌へ
サブシジョン治療では、施術後にヒアルロン酸やスネコスパフォルマを併用することで、より効果的な改善が期待できます。まずサブシジョンで癒着した組織を切り離した後、治療部位にヒアルロン酸やスネコスパフォルマを注入することで、皮膚を内側から持ち上げ、筋膜との再癒着を防ぎます。この方法は、特に脂肪層まで凹凸が及ぶ「脂肪萎縮型」のニキビ跡に適しています。
治療の流れ
- Step1カウンセリング・診察
- 十分なカウンセリングを行い、患者様のお肌の状態、お悩みなどを伺ったあと、施術内容の説明をします。
不安な点や分からないことなど何でもご相談ください。
- Step2施術
- メイクを落として頂き、お肌の状態に合わせて施術いたします。
- Step3施術後
- 洗顔後、メイクをしてお帰り頂けます。(メイク道具はご持参ください。)
- Step4アフターケア
- 気になることがあれば、お電話でお気軽にご相談ください。お話を伺い、必要に応じてご来院いただきます。
治療概要
| 所要時間 |
30分程度 |
| 施術回数 |
3〜5回程度の治療をおすすめしています。
2回目以降の治療は4週間後から可能です。 |
| 痛み |
局所麻酔を使用するので心配ありません。 |
| ダウンタイム |
数日~数週間の赤み、腫れ、内出血が出る場合があります。 |
| アフターケア |
洗顔・メイクは当日から可能ですが、刺入部の化粧は避けてください。 |
| 注意事項 |
- 施術後は保湿を十分に行い、紫外線対策を徹底してください。
- 当日の飲酒や入浴は避けてください。
- 施術当日は、できるだけ治療部位に触れないように注意しましょう。
- 強い圧迫や摩擦を加えないようにしてください。
- フェイシャルなどの追加治療は、施術から1ヶ月後より可能です。
- 必要に応じて、医師の指示で穿刺部にテープを貼る場合があります。
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| 副作用(リスク) |
注入直後は、処置部位に凹凸が現れることがあります。また、針跡が残ることがありますが、通常は2~3日以内に目立たなくなります。さらに、内出血、赤み、むくみ、痛みなどが生じることがありますが、これらは一時的な症状です。 |
よくある質問
- 凹んだニキビ跡に効果的な治療は何ですか?
- ニキビ跡のタイプは様々ですが、クレーター状に深く凹んだニキビ跡にはサブシジョンが効果的です。また、凹みの状態が浅い場合は、ダーマペンやフラクショナルレーザーが効果的な場合もございます。
ニキビ跡の状態を診察させて頂き、より効果的な治療法をご提案させて頂きます。
- サブシジョンとダーマペンの違いは何ですか?
- サブシジョンは、ニキビ跡(クレーター)を改善するために、皮膚の下にある瘢痕組織を切断し、癒着を起こした状態をほぐすことにより、肌の凹凸をなめらかにする治療法です。ダーマペンは、肌の表面に微細な穴を開ける事で、肌再生を促進し、お肌の質感を向上させる治療法です。
サブシジョンは深く凹んだニキビ跡(クレーター)に、ダーマペンは凹みの浅いニキビ跡(クレーター)に効果を発揮します。どちらも、ニキビ跡(クレーター)を改善するための治療法ですが、ニキビ跡(クレーター)のタイプや症状によって、アプローチの方法が異なります。
- サブシジョンは、1回でも効果がありますか?
- サブシジョンの効果を実感される回数には、個人差もございますが、ニキビ跡(クレーター)の状態によっては、1回の施術で効果をご実感される方もいらっしゃいます。
ニキビ跡(クレーター)の深さや範囲によっては、複数回の施術を要する場合もありますが、平均的に3~5回の施術を推奨しております。
- 治療中の痛みはありますか?
- 施術の前に局所麻酔を行いますので、麻酔時のチクチクとしたお痛みは多少ございますが、施術中のお痛みはございませんので、ご安心ください。
- ダウンタイムはありますか?
- サブシジョンは、メスを使う施術ではないため、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。しかしながら、施術後の痛みや皮下出血・赤み・腫れ・浮腫み、また刺入部の針痕などの症状が現れます。ダウンタイムが落ち着くまでの期間は、施術範囲などにより、個人差もありますが、いずれの症状も数日~1週間前後で落ち着きますので、ご安心ください。
- 洗顔・メイクはいつからできますか?
- 洗顔は当日より可能ですが、施術部位に一時的な浮腫みや痛みなどが現れる場合もございますので、刺激を与えないよう優しく行って下さい。また、メイクは、翌日より可能ですが、メイクやクレンジングの際、強くこすらないようお気を付け頂き、保湿と紫外線対策を十分に行って下さい。
料金表
| 施術科目 | 費用 |
| サブシジョン | 1cm×1cm | 11,000円 |
| 5cm×5cm | 49,500円 |
| 10cm×10cm | 88,000円 |
| オプション | ヒアルロン酸 | 11,000円〜 |
| スネコスパフォルマ | 11,000円〜 |
| PRP | 55,000円〜 |
| 局所麻酔 | 5,500円 |
- ※表示価格は全て税込価格です。
- ※保険診療適応外の自由診療になります。
- ※オプションは、注入量によって料金が変わります
Medical Treatment診療内容
肌・エイジングケア
顔
体
婦人科形成
頭髪治療
その他
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