毛穴の開きは、スキンケアの方法を間違えたり、不規則な生活習慣、加齢など、さまざまな要因によって引き起こされます。いったん開いてしまった毛穴は元の状態に戻すのが難しいため、放置しておくと悩みが深刻化することもあります。 そのため、早めに毛穴が開いてしまう原因を理解し、日々のケアや生活習慣を見直すことが大切です。毛穴を理想的な状態に保つには、肌を清潔にし、キメを整えることが基本。正しい対策と予防で、健やかな肌を目指しましょう。
「開き毛穴」とは、毛穴の入り口がふっくらと目立って見える状態のことをいいます。特に毛穴が丸く開いて見えることから、こう呼ばれています。皮脂の分泌が多い部分や、肌のハリが不足しているところにできやすく、季節や年齢に関係なく、男女問わず多くの人が抱えやすいお悩みのひとつです。
開き毛穴の原因の中でも、もっとも多いのが「皮脂の過剰分泌」です。毛穴はもともと皮脂を分泌する皮脂腺とつながっていて、皮脂は毛穴を通って肌表面へと排出されます。 ところが、何らかの理由で皮脂が過剰に分泌されると、その通り道である毛穴が内側から押し広げられ、開いて見えてしまうのです。さらに、分泌された皮脂が酸化すると炎症を引き起こすことがあり、その影響で肌のターンオーバーが乱れ、毛穴のまわりの皮膚(毛穴ろうと部)がすり鉢状にへこんでしまうことも。結果的に、毛穴がより目立つようになります。 皮脂の分泌が多い場所は毛穴も多く、どうしてもトラブルが起きやすくなります。中でも顔には約20万個もの毛穴があると言われており、体の中でもとくに毛穴が開きやすく、ニキビなどの肌トラブルも起こりやすいパーツです。 開き毛穴を改善するには、自分の肌の状態や、毛穴が目立ってしまった原因をしっかり見極めることが大切です。原因に合った正しいケアを行うことで、少しずつ肌の調子が整い、毛穴の目立ちも和らいでいきます。反対に、合わないスキンケアや過度なお手入れは、かえってトラブルを悪化させてしまうことも。ご自分の肌の状態を知ることた大切です。
毛穴が開いてしまう原因のひとつに、皮脂の過剰な分泌があります。分泌された皮脂は、はがれ落ちた角質と混ざり合って「角栓」となり、毛穴をふさいでしまいます。これが毛穴の開きを引き起こす大きな要因です。 角栓を作らないようにと、皮脂が多いからといって洗顔を頻繁に行うのは逆効果になることがあります。なかには、1日に5回も6回も洗顔してしまう方もいますが、これは肌に必要なうるおい成分まで洗い流してしまう原因になります。 洗いすぎると、肌が本来もっているセラミドや天然保湿因子など、大切な保湿成分が失われてしまいます。その結果、肌の水分が不足し、乾燥が進んでしまうのです。乾燥した肌は外部の刺激から守ろうと、角質を厚くして肌にバリアを作ろうとします。 しかし、角質が厚くなることで毛穴がふさがれやすくなり、そこに皮脂がたまると、毛穴の詰まりがさらに進行しやすくなってしまいます。開き毛穴を防ぐためには、皮脂を落としすぎない、やさしいスキンケアが大切です。
毛穴から分泌される皮脂は、肌の表面で汗などの水分と混ざり合い、「皮脂膜」と呼ばれるうすい膜をつくります。この皮脂膜は、肌を乾燥から守ったり、細菌の侵入を防いだりと、肌を健康に保つためにとても大切な役割を担っています。 ただし、皮脂膜にはひとつ欠点があります。それは「汚れやすい」ということ。皮脂は油分なので、空気中のほこりや微細な汚れを吸着しやすく、肌に付着してしまいます。 また、皮脂がはがれた角質(垢)や空気中の汚れと混ざり合って毛穴に詰まると、毛穴の中で酸化しやすくなり、黒ずんで見えることがあります。これが、いわゆる「毛穴の黒ずみ」の原因のひとつです。毛や汚れによって毛穴が黒く見えてしまうと、より毛穴が目立ってしまいます。
毛穴の開きには、皮脂腺の大きさも関係していることがあります。皮脂腺とは、皮脂を分泌する器官のことですが、特にTゾーン―「おでこ」や「鼻」、そして「頬」のあたりには、皮脂腺が多く発達していて、もともと大きい傾向があります。 この皮脂腺が大きいと、それにともなって毛穴も広がりやすく、開きが目立ちやすくなることがあります。また、皮脂腺の大きさには性別や年齢、体質などの個人差も影響します。一般的には、男性の方が皮脂腺が大きく、毛穴が目立ちやすい傾向にあります。
肌のターンオーバー(新陳代謝)のリズムが乱れると、古い角質や汚れがうまく排出されずにたまりやすくなり、それが毛穴を内側から押し広げてしまう原因になります。 健やかな肌を保つためには、ターンオーバーを整えることが大切です。そのサポートとして、ビタミンAなどの栄養素をしっかりと摂ることも効果
顔の中でも、特に毛穴の開きが気になりやすい場所があります。そして、その場所ごとに毛穴が開く原因も異なっています。これから、部位ごとに毛穴の開きやすい理由をわかりやすくご紹介しますので、ケアのポイントとしてぜひ役立ててください。
鼻や眉間、おでこは「Tゾーン」と呼ばれる部分で、顔の中でも特に皮脂の分泌が多いエリアです。そのため、ほかの部分に比べて皮脂が詰まりやすく、毛穴が開きやすい傾向があります。
いちご鼻(鼻の毛穴のポツポツ)
毛穴の黒ずみがまるで「いちごのタネ」のようにポツポツと目立つことから、「いちご鼻」と呼ばれています。この黒ずみの正体は「角栓」と呼ばれるもので、皮脂や古い角質、ホコリ、そして毛穴に残った産毛などが混ざり合ってできた塊です。 角栓のお手入れを間違えると、毛穴が余計に広がったり、肌を傷めてしまうことがあります。だからこそ、正しいケア方法を知って、丁寧に対処することがとても大切です。 当院では、角栓ケアに効果的なケミカルピーリングとフラクショナルレーザー治療をおすすめしています。気になる方はぜひご相談ください。
小鼻の毛穴治療はこちら
頬は、年齢を重ねるごとに毛穴が目立ちやすくなる部分です。加齢とともに肌のターンオーバーが遅くなったり、肌のハリや弾力が失われることで、頬の皮膚が少しずつたるみ、毛穴が縦長に広がってしまうことがあります。そのため、毛穴が大きく目立って見えることがあります。
たるみ毛穴が老け顔の原因に!
「たるみ毛穴」とは、毛穴が肌のたるみによって伸びてしまい、縦長の楕円形に広がって見える状態のことです。特に小鼻の横あたりの頬にできやすいのが特徴です。 この状態が進むと、毛穴がつながって帯のように見える「帯状毛穴」になり、さらに悪化すると小じわや深いシワができることもあります。 毛穴の開きをそのままにしておくと、気づかないうちに「老けた印象」や「疲れた顔」に見えてしまう原因に。だからこそ、早めのケアでしっかりと対策をすることが大切です。
患者様一人ひとりの毛穴の症状と原因にあった治療をご提案しております。
小鼻の毛穴治療(いちご鼻・鼻の黒ずみ)
毛穴の詰まりや黒ずみの原因に合わせて、ピーリングやレーザーなどの専門的な治療をご提案しています。セルフケアでなかなか改善しない方も、ぜひ一度ご相談ください。
ピコフラクショナルレーザー
ピコフラクショナルは、主に毛穴やニキビ跡(クレーター)、小じわの改善、肌のハリの向上など、総合的な肌質の改善が期待できます。
乳酸ピーリング
老化した古い角質を取り除いて肌本来のみずみずしさと美しさを取り戻す、それがピーリングです。肌本来の再生力を高めて生まれたての潤いのある肌へと導きます。
ダーマペン4
ペン型の細い針によって皮膚に微細な穴を開ける美肌治療です。ダーマペン4で肌に刺激を与え線維芽細胞を活性化することで、皮膚の弾力に欠かせない「コラーゲン」や「エラスチン」の増幅を促し、皮膚のハリや弾力を高めることができます。
ウーバーピール
ダーマペン4の施術後に美肌を促進する有効成分配合のウーバーピールを塗布することで、ニキビ跡や炎症性ニキビ、シミや毛穴の開きなどの症状に効果を発揮し、肌質改善を可能にします。
ヴェルべットスキン
ヴェルベットスキンは、人気施術である「ダーマペン4」と「マッサージピール」を組み合わせた美肌治療に特化したコンビネーション施術です。
ヴァンパイアフェイシャル
ヴァンパイアフェイシャルは、ダーマペンとprpの組み合わせ治療で、ダーマペンで細かい穴を開けた肌にprpを直接浸透させて、真皮の再生能力が高まり肌が生まれ変わる、最新の再生美容治療です。
マイクロボトックス
マイクロボトックスは、自然な表情を保ちつつ肌質を改善する次世代の美容治療で、皮脂や汗を抑えて美肌に導きます。
ビタミンイオン導入
キメ細かく艶のあるお肌に欠かせない「ビタミンA」と「ビタミンC」成分をお肌の真皮層まで浸透させることを目的とした美肌トリートメント、それが「ビタミンイオン導入」です。
Medical Treatment診療内容
肌・エイジングケア
顔
体
婦人科形成
頭髪治療
その他
診療スケジュール
定休日
美容皮膚科(担当:山本Dr 柿原Dr) 美容外科(担当:院長龍山Dr 橋本Dr)
予約する
NEWS新着情報
新着情報
ビタミンCカプセルがタブレットへ生まれ変わりました
【2025/07/12】
7/1~7/3までの3日間は完全休診日です
【2025/06/30】
8月スペシャルドクターの日程が決まりました
【2025/06/29】
TikTokで施術動画配信中♪
【2025/06/27】
学生さんへ♡夏休みに向けて二重計画たてませんか?
【2025/06/26】
本サイトはグローバルサインにより認証されています。 SSL対応ページからの転送情報は暗号化により保護されます。
Google Map
院長龍山 真知花
院長紹介はこちら